
7.11保育協議会 東京都との交渉
写真で保育実態を説明!基準の改善迫る
7月11日(水)16時〜18時の2時間、東京都保育支援課と2013年度予算編成に関する保育要求交渉を行いました。組合側から17名が参加しました。東京都からは、保育支援課の3人の係長が出席しました。
事前に7項目からなる要求書を提出しており、まず、それへの回答をもらいました。その後、参加者から現場実態を訴えました。杉並さゆり分会からは、最低基準ぎりぎりの面積で保育している実態を写真で示しながら基準を引き上げてほしいこと、なかよし分会・二葉くすのき分会からは保育士の賃金が低くて将来展望が持てないこと、西久保分会からは一時保育をしているやりくりの大変さ、足立認証分会からは認証への補助増額について、こばとの森分会からは放射能対策について、などをそれぞれの言葉で話しました。サービス推進費については各分会にアンケートの協力をお願いしていましたが、その結果をまとめた具体的な数字も示しながらポイント制では安定した事業ができないので正規職員を配置できる補助にしてほしいということを訴えました。都の参加者からの感想では「面積の最低基準は狭いと思う」「保育士の賃金が低いことはわかった」などの言葉もあり、すぐに成果は表れないけれど、現場実態を都の施策に反映させるために継続して訴えていくことの必要性を改めて感じました。
(報告 小林副執行委員長:保育協議会議長)