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コラム高齢種別

11月1日 若者離職率を厚生労働省が公表

2つのニュースとコラムを紹介します。

 昨日のNHKニュースで、厚生労働省が正社員として入社から3年以内に離職した人の割合を初めて業種別に公表しました。
⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121031/t10013152371000.html
 このうち、大学卒業で離職した人は、ライフライン産業では10%を下回りましたが、飲食サービス業などでは50%近くに上るなど、業種によって大きな開きがあることが分かりました。
 最も高い業種は教育、学習支援業と宿泊業、飲食サービス業で、いずれも48%、次いで生活関連サービス業、娯楽業が45%、ちなみに私たちの社会福祉関連は、病院などと合わせ「医療・福祉」のくくりで38.5%でした。
 ニュースの中である専門家は、「離職率が低い製造業などは、一人前の技術を身に着けるまで企業が時間をかけて育てていくのに対して、離職率が高いサービス業は、入社直後から現場に出て自分で経験を積んで学ぶということが多い。このため、なかなか成長を実感できず、悩んで辞めてしまうケースが多いのではないか」と分析しています。
 しかし、それだけでしょうか?
 例えば、労働基準法の違反実態は、私たちの業界も含めサービス業などにまん延しています。さらに賃金構造調査でも、低位に位置するのが定着しないとされている業界です。
 いずれこの問題については、きちんと調査をしてみたいと思います。
 もうひとつ紹介したいコラムは、少し古いものですが、【企業徹底研究】vol.168 【更新日:2012.09.13】 介護業界 成長産業なのに働く環境はブラック企業以上にブラックというものです。
上場企業などの就職口コミサイトのキャリアコネクションのなかで紹介されています。男性の寿退社、徹底したマニュアル化がやる気を阻む。介護労働者=善人ではないなど、現場の声を紹介しながら紹介しています。ぜひ興味のある方はご一読ください。
⇒ http://careerconnection.jp/biz/studycom/content_567.html

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