
− お知らせ
【12.11.27】前田鉄雄中央執行委員長が熱い「檄」をよせてくださいました。
東京都知事選挙の勝利で新しい革新時代を開拓しよう!
全国福祉保育労働組合
中央執行委員長 前田鉄雄
2012年11月27日
「自己責任」を打ち破れ!の秋期年末闘争に加え、東京都知事選挙に全力で奮闘されている東京地本のみなさんに衷心より敬意を表するとともに、福祉保育労の全国の仲間を代表して熱烈な連帯メッセージを贈るものです。
石原都知事の突然辞任というより都政投げ出しは、まさに晴天の霹靂というものだと思います。政治家としてあるべき知性や品性、そして羞恥心や「民」を思う想像力も無く、ただただ威張り散らし、刺激的な「強い言葉」に自己陶酔して、自分がどれだけ「すごい」のかを確認したいだけの人が首都東京の舞台から退場されることは諸手をあげて歓迎するものです。このような人が国政に転進しても、仮に物珍しさで一時期人気を博するとしても野合の泥船は必ず沈む運命にあると確信します。
しかし、当座の問題は、都民にとっての「悪夢の13年」=福祉・都民施策がボロボロにされた都政の継続か、それとも、かつての美濃部知事の誕生のように都民の生活の声に耳を傾け全国に先駆けた福祉拡充の都政を創るかの大きな分かれ道であると同時に最大のチャンスの到来でもあります。そしてそのことは首都東京の問題にとどまらず、このたびの総選挙の行方にも影響し、さらにかつてそうであったように革新の流れが燎原の火のように全国各地に広がる可能性をもったきわめて意義深いたたかいであります。日本の未来に影響を与えるこのたたかいの渦中に東京の組合員のみなさんがおられることは、なんと名誉なことでしょう、なんと頑張り甲斐のあることでしょう!
東京の先輩組合員たちは、厳しい職場環境の中でも、昼夜を分かたぬ奮迅のたたかいによって見事に美濃部革新都政を誕生させました。その誇るべき伝統を受け継ぎ、全組合員の奮闘で、何としても宇都宮都政を実現して欲しいと思います。國米委員長の「都民のための都政が実現できる都知事を誕生させるために、できることを最大限やっていきましょう。」との呼びかけ声明を福祉保育労の全国の仲間は心から支持するものです。
新しい革新都政の建設のために、すべての職場で政治と生活を語りあいながら、すべての組合員が選挙闘争に参加されることを訴えます。
中央本部としても総選挙闘争と連動させながら全力で支援するものです。
ともに頑張りましょう!