
【14.01.06】新年あいさつ
2014年「権利としての福祉」を勝ち取る年に
全国福祉保育労働組合東京地方本部
執行委員長 國米秀明
全国福祉保育労働組合東京地方本部の組合員のみなさま。
経営者のみなさま。そしてすべての福祉関係者のみなさま。
あけましておめでとうございます。
本来であれば、皆様に年賀状をお届けすることが礼節だと存じますが、FAXでのごあいさつでご容赦ください。
本日より東京地本書記局を開所しました。激動の情勢のもとで、書記局には年明け早々から労働相談が寄せられています。今年もたいへんな1年になりそうです。
さて、劇場型の政治がつづくなか「圧勝ムード」で立ち上がった安倍政権・猪瀬都政もわずか1年で「馬脚」を現わしました。
猪瀬直樹氏は昨年12月24日には徳洲会グループからの資金提供問題で都知事を1年余りで辞任。安倍政権も特定秘密法の強行などで、大勝した当時の支持を一気に失い、都知事候補の擁立に苦戦を強いられています。
年明け早々、東京都知事選挙といういままでにない状況が起きている今年は、昨年以上に大きな変化をつくる可能性に満ちた1年です。今年は「午年」です。馬の視界は約350度あり、真後ろ以外はほとんど視界に入ります。暗闇でも夜目が利きます。聴覚と嗅覚も敏感で嗅覚は人の匂いを識別するだけでなく感情まで読み取ると言われています。
そんな馬にあやかり、職場以外の物事にも目を向け、隠されて意識しないと見えない真実に近づく努力をし、弱い立場にある人小さな声にも耳を傾け、気持ちを理解できる組合運営・組合運動に努めていきます。
弱肉強食の世の中の流れに抗し、しっかりと団結・共同し元気に今年1年を駆け抜けてまいりましょう。